某公共施設の「白煙が止まらない」発電機を修理しました

 

 

 

 

 

白煙が止まらない症状の発電機について修理を施しました。

最初にご相談を頂いた際

エンジン始動した瞬間から白煙が大量に吹き出し、時間が経過しても変わらないとの症状です。

疑わしいのは

 

①燃料系統(劣化した燃料を使っていないか)

②噴射ノズル(ノズル不具合により未燃焼になっていないか)

③オイルの混入(オイルを食いながらエンジンが動いているのか)

 

発電機自体の年式も古く、ご予算も限られていることから

まずは①の対策と消耗部品を交換にて白煙の症状が改善されるかを実行します。

 

試運転開始(白煙大量放出)

 

 

 

 

 

 

エンジンを始動した瞬間から3分経過してもずっと白煙が出たままです。

近隣の迷惑になりますので、ひとまず現状確認は出来ましたのでエンジン停止後

交換整備に着手します。

消耗部品の交換

 

 

 

 

 

 

今回、交換整備を行うのは

①燃料(軽油)

②オイル

③冷却水

④燃料フィルター

⑤オイルフィルター

予算の関係上、必要最低限ここまでの消耗品を交換とします。

㈱ロジエイティブ

 

 

 

 

 

 

㈱ロジエイティブ

 

 

 

 

 

まずオイルから。

長期間交換をしていないため、シャバシャバの真っ黒に変質しています。

 

 

 

 

 

次は燃料(軽油)

こちらも長期間交換をしていないため、酸化しており色も黄色がかり、臭いはすっぱくなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃料を抜取り中、レベルゲージが動いていないことを発見。

取り外してみると、ゲージを動かすかみ合わせの所が錆びと汚泥でギトギトです。

 

 

 

 

 

パーツクリーナでしっかりと洗浄し、かみ合わせのところもスムーズに動くように調整。

なんとか直りました。

この燃料ゲージも古い発電機になると部品が入手できなくなったり

部品代だけでも数万円としますので、大きな節約です。

 

 

 

 

 

オイル・燃料フィルターを交換します。

 

 

 

 

 

新しいオイルを入れます。

 

 

 

 

 

冷却水も入れ替えます。

 

 

 

 

 

こちらが古いオイルと新しいオイルです。

右の黒い液体が古いオイル。

すでに適正粘度がなくシャバシャバです。

㈱ロジエイティブ

 

 

 

 

 

 

そしてこちらが燃料(軽油)の新旧。

新しい燃料は薄緑の着色がありますが、古い燃料は酸化してオレンジ色になっています。

㈱ロジエイティブ

 

 

 

 

 

 

いよいよ緊張の試運転

 

㈱ロジエイティブ

 

 

 

 

 

 

最初はエンジン内部に残っている燃料が燃えるまでは

白煙が出ましたが、5分経過したあたりから段々と白煙が無くなりました。

エンジン音も整備前と比べ静粛性や異音もしなくなり、お客様も費用対効果に大変喜ばれていました。