2018年8月17日
名古屋市熱田区の公共施設において
非常用発電機のオイル漏れ修繕を実施致しました。
設置から40年を経過しており、老朽化に伴い各部品の耐用年数を超えた箇所から
不具合兆候がありました。
今回は、オイルタンクとエンジンの継ぎ目にあるオイルパッキンの劣化によるオイル漏れの修繕です。
パッキンが劣化していることにより
エンジンを回すとオイルが劣化した箇所から漏れ出し、下の床にたまってしまう状態です。
オイルゲージを見ても適正量を保っていないため早期の修繕が必要になります。
40年前の発電機なので、パッキンがあるか不安でしたが、在庫対応ではなくなんとかエンジンメーカーで
受注生産できるとのことで早急に手配し最短施工をしました。
上が今回交換をする新品のパッキンです。
下が劣化したパッキンです。
拡大するとわかりやすいのですが
経年劣化によりいたる箇所で隙間が生じやすく、この箇所から漏れています。
パッキン交換後に床回りの漏れたオイルを清掃。
オイルを全て入れ替えて、冷却水も古くなっていたので交換します。
試運転にて各箇所のオイル漏れがあった場所から不具合兆候は改善され
今回無事にオイル漏れ症状の回復となりました。