【非常用発電機の故障と対策事例】蓄電池を交換してもエンジンが掛からない

蓄電池(バッテリー)交換したのにエンジン始動しないのはなぜ?

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始動用蓄電池(バッテリー)交換

非常用発電機が動かない要因にセルモーター故障の疑い

非常用発電機は、長期間の未整備状態が続いていますと、始動用蓄電池(バッテリー)を交換してもエンジン始動(エンジンが掛からない)できない現象があります。

この中で、始動用の蓄電池はまったく問題ない、交換したばかりなのに掛からない要因のひとつにセルモーターの不良があります。

セルモーターからいつものキュルキュルした回転音ではなく、接触音や異音、エンジンが掛かったり、掛からなかったりの症状がある場合はセルモーター不良の可能性が高いです。

非常用発電機のセルモーター

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非常用発電機のセルモーター

ディーゼルエンジンを搭載した非常用発電機は、エンジンの始動方法はトラックと同じ原理です。

始動用蓄電池(バッテリー)を電源としてセルモーターがエンジンを始動するきっかけを作ります。

セルモーターの回転エネルギーを介してエンジンを始動させます。

通常はキュルキュルと元気のいい回転音がします。

始動用蓄電池(バッテリー)の電圧に問題がなく、エンジンが掛からないとき

セルモーターからキュルキュルではなく、接触音などの異音がありましたらセルモーターユニットの故障がエンジン始動できない原因です。

エンジンがときどき掛かったり、掛からなかったりする場合もあります。

内部のマグネットスイッチの接触が悪いなどの場合には、このような症状が見られます。

普段動かさない非常用発電機のセルモーターも経年劣化します

走行距離の多い車やトラックとは異なり、非常用発電機はエンジン始動をする機会は多くありません。

しかしセルモーターに限らず、非常用発電機を構成する部品は使用頻度を問わず経年劣化をします。

予防保全整備の観点からは12年を目安の交換がメーカー推奨されています。

【修理】セルモーターの交換整備

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交換取り付け後のセルモーターユニット

非常用発電機の補修部品の中でも、エンジン関連の部品は比較的長く調達期間があります。

非常用発電機の構成は大きくわけて、制御・エンジン・発電の3つから成り立ちます。

多くの非常用発電機はこの3つがそれぞれ別のメーカーが作っています。

制御は非常用発電機の専用設計で作られていますので、モデルチェンジがありますと、数年後には制御基板などの部品は生産終了を迎えます。

エンジンは非常用発電機に限らず、トラックや船舶、トラクターなど多くの産業に供給をされているため、制御関係よりも長くエンジン関連の部品は入手できます。

セルモーターはエンジンに付随するパーツです。

しかし25~30年を超過していきますと、エンジンも世代交代をしていき次第に調達できなくなってきます。

セルモーターの修理には2つの方法がある

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オーバーホール整備したセルモーターユニット

①セルモーターユニットのアッセンプリー交換

セルモーターユニットがまだ生産終了を迎えていないあるいは

生産終了をしていても市場の在庫から入手可能の場合はアッセンプリー交換をします。

②セルモーターユニットのオーバーホール整備

古い非常用発電機の場合、エンジンも旧型のものが多くセルモーターも入手できない場合があります。

またセルモーターユニットの本体価格よりオーバーホールの方が安価の場合にもこの方法を選択します。

中身を全て分解し消耗品はすべて交換します。

品質は新品と同様になります。

今回の非常用発電機は1980年代と古く、セルモーターユニットも調達ができなかったため、写真のオーバーホール整備を施しました。

早期発見が修理費用を安価に抑えます

非常用発電機は所有者様(ユーザー様)が直接点検する機会もなく、普段動かしている光景を見ないため、問題発覚の報告を受けたときには部品調達が困難など最悪は手遅れになっている場合もあります。

軽微なうちに修理を施すためには、1年に一度、非常用発電機の専門会社による

保守点検とメンテナンス整備をお勧めします。

非常用発電機のメンテナンス整備

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非常用発電機のメンテナンス整備

基本整備

オイル・冷却水を隔年ごとに交換整備します。

2年に1度フィルター類を交換整備します。

試運転にて電圧・電流調整を行い長持ちさせるため蓄電池の充電圧も調整します。

目安の価格(費用)

90,000円~

非常用発電機の容量、部品単価により変動します。

交通費・諸経費は含まれておりません。

非常用発電機の点検・メンテナンスのご相談承ります

☎ 0572-74-3389 9:00~18:00

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