長時間の停電時に非常用発電機をオイル補充する

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非常用発電機は燃料だけではなく潤滑油も消費します

 

 

 

 

 

 

 

大型の台風が上陸することも現在では珍しくなくなりました。

台風や地震による広範囲に渡る被害では、長期間の停電が生じることが想定されます。

停電が2日以上の長期に渡る場合

大切な資産を守る非常用発電機は、復電までの間中、連続運転して発電をしています。

長時間運転で注意するポイントとして

燃料が無くなると補充することはイメージできますが

実は潤滑油も少しずつ消費をしています。

200kvaクラスの発電機を例にご説明しますと

1時間あたりの潤滑油消費量は0.16リットルです(メーカーや仕様により前後します)

オイルゲージの

ハイレベル33リットルーローレベル18リットルとした場合

有効レベルは33-18=15リットルになります。

例えば、2.5日間停電しており、すでに55時間連続稼働していますと

55時間×0.16リットル=8.8リットルを消費している計算です(あくまでカタログ上の目安です)

ローレベルを下回りますと、油圧低下で自動停止をしますが

停電が続く場合には停止してしまう前にオイル補充をしておく必要があります。

 

停電中のオイル補充の手順

 

 

 

①自動モードから試験モードにします
②負荷切り替えボタンを押します
停電中の商用電源に切り替わり、発電機に紐づく施設の負荷が止まります
約2分間、そのままエンジンを無負荷にて冷却運転します
停止ボタンでエンジンを停止します
③1分後にオイルゲージにてオイル量を確認します
涼しい時間帯にて最低15分間は冷却します
オイルゲージを確認しながらオイル注入口より消費した分のオイルを足します
④試験モードを自動モードに戻します
⑤停電中であれば、発電機が停電信号を感知し自動で始動します
⑥最後に施設の負荷が正常に動いているか確認し完了です

 

長時間運転をした際は

復電後に異常個所がないか総合点検、消耗したオイルとフィルター交換をされておきますと

次回に同じように長時間運転を強いられる場合にも安心してお使い頂けます。

 

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