蓄電池を長持ちさせるコツ

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非常用発電機は、普段動かしていなくとも

災害や停電時に自動切替が必ず出来るよう、常に電気が流れています。

始動させるのに不可欠なのが、蓄電池(バッテリー)です。

この蓄電池、防災認定品であれば一般に販売されてはおらず、部品代も非常に高価なものになります。

その分、耐久性が高いため、車の蓄電池(バッテリー)が約2年の交換目安と比べて5~7年と長いのが特徴です。

 

ときどき、この防災型蓄電池を車載用バッテリーで使えるように改造している発電機を見かけますが

もしこの発電機を防災用目的で再利用しようとした場合は、車載用バッテリーのままでは消防申請を受けられませんのでご注意ください。

 

長持ちさせるために

 

少しでも蓄電池の摩耗を抑え、長持ちさせるために

弊社では、蓄電池交換をご依頼頂いたお客様には主旨をご案内のうえ、電圧調整をさせて頂いております。

発電機の充電器から、現在の蓄電池にかかる電圧及び電流値を測定します。

蓄電池に掛かる電圧負荷を使用状況に即して調整することで、蓄電池の寿命を延ばしてあげる効果があります。

反対に、電圧調整をまったくしていない場合、充電器の設定や時間の経過により高い充電圧のまま放置したままですと

交換目安時期より早く摩耗が訪れるケースがあります。

 

蓄電池の種類

 

非常用発電機に採用されている始動用の蓄電池にはいくつかの種類があります。

 

ベント形

型式表示は HS-〇〇と表示されます。

制御弁式

型式表示は HSE-〇〇もしくはMSE-〇〇と表示されます。

どちらも希硫酸の電解液で作られており

ベント形は比重測定を要し制御弁式は測定を要しません。

このため、ベント形(HS)は補水や減液警報装置を必要としますが、制御弁式(HSEやMSE)にはその必要がありません。

 

理由は

ベント形の触媒戦は充電中に発生する水素や酸素ガスを触媒の作用で水に戻す循環をしているので、定期的に比重測定と補水が必要となります。

一方、制御弁式は密閉構造で作られており、蓄電池からのガス発生を制御弁によりコントロールしているので補水を必要としません。

 

15~20年前ごろの非常用発電機はベント形が主流でした。

現在販売されている非常用発電機は制御弁式が主流のため、蓄電池のメンテナンスも容易になり

また、始動用に使う消費電力も効率化されたため、搭載する蓄電池の数も圧倒的に減りました。

これにより、蓄電池の交換コストも部品点数が減るので安価となり、整備費用も安価に抑えられる利点があります。

 

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  1. 2018年 3月 01日

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