発電機の更新(入れ替え)におおよその金額が知りたい
このようなお声はよく頂きます。
注意! 同じ出力の発電機では消防法の改正に伴い、容量を満たさない場合があります。
現地調査で費用を要する前に
下記をご用意頂くことで
おおよその金額が分かるご要望へお応えできます。
既存の発電機仕様書
発電機を納入した際にユーザーに引き渡される書類です。
ここに発電機の仕様、出力容量などが記載されています。
単線結線図・出力計算書
この発電機に紐づいている負荷装置(防災負荷or一般負荷)と容量が分かります。
平成13年に発生しました歌舞伎町の雑居ビル火災をもとに
消防法が大幅に改正されました。
罰則強化はもとより、発電機の必要容量についての計算方法も厳しくなり
20年前の発電機を更新するケースでは、同じ容量の発電機では必要容量を満たさず消防申請が通らないため
発電機の選定には、あらかじめ必要容量を現行法に即した出力計算にて把握しておく必要があります。
また単線結線図と同時に設置当時の出力計算書も消防へ届け出ていますのでその書類も確認します。
例えば、消火栓ポンプを動かすために非常用発電機が設置されている場合には
この出力計算書には、ポンプの出力容量のほかに始動方式(じかいれorスターデルタ)も記載されています。
据付場所の写真
ビルの屋上or地上駐車場など
発電機が設置されている場所は様々です。
搬入経路が分かるお写真をご用意頂きますと
おおよその搬入・搬出の費用が分かります。
施設周辺の写真
非常用発電機は当然手に持てるサイズではないため、新品発電機の搬入にはレッカー(ラフタークレーン)の手配が必要となります。
更新の場合には古い既設の発電機を搬出時にもレッカー作業を同日に行います。
ビルの場合でしたら、ビルの高さやレッカー設置予定場所(スペース)から
どれだけの長さを要するブームが必要になるか、それにより選定するレッカーサイズが異なります。
大通りに面しているビルで周辺に空きスペースが無いなどの現場環境は、日中の通行止めが出来ない場合も出てきますので
そのようなケースでは夜間搬入もしくは分解しての搬入になります。
施設の増床や設備が増える場合の発電機更新
ホテルなど、宿泊棟の増床に伴い非常用発電機の容量を増やすために買い替える場合には
現在設置している発電機より容量は大きく異なるため、それに伴い筐体(きょうたい)のサイズも大きくなります。
基礎寸法が足りなくなる場合もありますため、更新工事には基礎の増し打ち工事も検討材料に加わります。
ご心配がありましたら
直接お電話もしくはメールで問い合せ頂きますと
疑問点にお答え致します。
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