非常用発電機の蓄電池(バッテリー)交換

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非常用発電機についている蓄電池(バッテリー)ですが
その用途は、セルモーターを動かし非常用発電機を始動させる役割を担います。

非常用発電機は、普段動かす事がないため
定期的に点検をしていないと、バッテリーあがりになっている事もよくあります。

乗用車と同じで、バッテリー上がりの車にエンジン始動が出来ないように
非常用発電機も万が一の事態にエンジン始動も出来ず、動かせないということは
消火ポンプやスプリンクラーの動力電源がとれない事態を招きます。

交換を終えるまでは停電時や火災時に動かないため、非常に危険な期間が生じます。

ここで注意が必要ですが
車のようにカー用品店で簡単に入手できるものではなく
基本的には受注生産になりますので、いざバッテリーが上がっていたと気づいた時に
すぐに復旧できない期間が生まれるリスクがあります。

受注生産は概ね1.5~3か月の納期になります。

蓄電池の型によりますが、交換時期の目安は
HS型蓄電池は5~6年を目途に交換が必要です。

REH型蓄電池は4~6年の交換推奨となります。

MS型蓄電池は8年を目安に交換です。

 

 

 

 

 

蓄電池は周辺環境により、寿命に差が出ます

寒暖差の大きい地域や熱がこもりやすい場所はバッテリーにとって過酷な状況が続くため

交換時期には必ず交換整備をしておくことをお勧めします。

 

防災用途以外で非常用発電機をご使用されているお客様

停電時に非常用発電機が動かないと、億単位の損害が生じる資産を守る役割を持っています。

この場合、蓄電池が上がってしまってからの対応になりますと

1.5か月の間、万が一停電が起きた場合の資産保全が担保できない期間が生じてしまいます。

蓄電池は決して安いものではありませんが、設置している本来の目的から考えると

適正期間で交換をしないことによるリスクの方が大きくなります。

 

蓄電池を使用期間を超過して未交換の場合に起こる周辺部品への影響

完全放電や蓄電機能が落ちた蓄電池をそのままにしておくと

充電器(蓄電池に電気を送る電装部品)が過流電を起し故障する場合があります。

消耗部品の劣化を放置しますと、それより高額な周辺部品の摩耗を早めることになり

費用の出費が増える二次被害を招きます。

仕様及びメーカーによりますが、部品代で数十万単位の部品価格になりますので、予防保全の観点からも

蓄電池は推奨時期に交換されることをお勧めします。

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