【非常用発電機】の蓄電池(バッテリー)交換

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非常用発電機に搭載されている蓄電池(バッテリー)ですが、自動車のバッテリーと比べてしまうと高いですよね。

 

その理由は、防災認定品であるからです。

防災認定品は、火災時など過酷な環境下でも蓄電池の始動性が発揮できるかなど、厳しい品質基準が求められます。

また、自動車の場合はお店にマイカーを持ち込めますが

据付型の非常用発電機は持ち込むことができないため、専門技術者が現地まで伺う形となるため、1日分の労務費と交通費は少なくとも費用発生します。

車のように、ただ端子を外して取り換えればいいのではなく

制御ボックスにある充電器の電圧測定、電圧調整、短絡防止の対策を講じた上での交換施工となります。

 

非常用発電機 蓄電池 バッテリー 交換 セルモーター エンジン 始動 動かない 消火栓ポンプ スプリンクラー 停電 火災 受注 生産 納期 HS REH 交換時期 寿命 周辺環境 充電器 過流電 消耗品 費用 点検 耐用年数 災害 台風 大雨 甚大化 遅れ BCP 充電器

起動試験

 

 

 

 

 

 

 

蓄電池交換後は、試運転調整を行い、異常や不具合兆候がないかの確認を行います。

 

また注意しなければならないポイントは、非常用発電機の蓄電池(バッテリー)は受注生産品です。

そのため、定期点検で蓄電池の電圧不足(つまりエンジンがかからない)を指摘されいざ交換をするとなっても、発注から納期まで1.5~3か月を要します。

病院など患者様の生命を預かるような重要施設では、蓄電池の交換時期を専門業者へタイムマネジメントをしておかないと

非常用発電機が使えない危険な期間が生じてしまいます。

 

蓄電池(バッテリー)の役割

 

非常用発電機についている蓄電池(バッテリー)ですが
その用途は、セルモーターを動かし非常用発電機を始動させる役割を担います。

非常用発電機は、普段動かす機会がないため

蓄電池(バッテリー)の交換時期を超過していると、ある日突然エンジンが始動できな状態になっている事もよくあります。

乗用車と同じで、バッテリー上がりの車にエンジン始動が出来ないように

非常用発電機が、緊急の災害時にエンジン始動も出来ず、動かせない状態とは

消火栓ポンプやスプリンクラー等の防災用負荷の電源がとれない=二次災害リスクを招く事態になります。

蓄電池(バッテリー)交換を終えるまでは

電圧不足によるエンジン始動ができない状態にあるため、停電時や火災時にも稼働できず、この間は非常に危険な期間が生じます。

 

非常用発電機搭載の蓄電池(バッテリー)は受注生産

カー用品のように店頭で簡単に入手できるものではなく

専門業者への発注を要します。

防災用蓄電池は受注生産になりますので、いざ蓄電池の電圧不足によりエンジン始動できない状態と気づいた時に

すぐに復旧できない期間が生まれるリスクがあります。

毎年のように台風や大雨による被害の甚大化の中、蓄電池の納期は災害後は1.5~2倍の納期に遅れが生じる場合もあります。

 

蓄電池(バッテリー)交換時期の目安

 

蓄電池の型によりますが、交換時期の目安は
HS型蓄電池は5~6年を目途に交換が必要です。

REH型蓄電池は4~6年の交換推奨となります。

MS型蓄電池は8年を目安に交換です。

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防災認定 蓄電池の交換 新旧

 

蓄電池(バッテリー)は使用環境により耐用年数に違いが

 

寒暖差の大きい地域や熱がこもりやすい場所はバッテリーにとって過酷な状況が続くため蓄電池の期待寿命は想定より早めと考えておくことが無難です。

非常用発電機の年次点検時に電圧不足の兆候が計測されましたら、早期の蓄電池(バッテリー)発注をご計画しておくことをお勧めします。

 

防災用途以外でも使われる非常用発電機

 

非常用発電機は防災用途だけではなく

停電を感知すると自動起動し、復電すると自動停止をする制御機能が備わっていることから

病院でも医療用機器のバックアップ電源や

鉄鋼やガラス加工工場では溶鉱炉のバックアップ用

鶏舎など停電時に空調を保たなければ養鶏が死んでしまうなど

人命や資産を守るためのバックアップ電源としても非常用発電機は活用されます。

 

近年では、災害による長期間の停電も想定し

物流倉庫やオフィスビル、避難所認定先、特別養護老人ホームなど

様々な業態でBCP(Business continuity planning)目的での設置も進んでいます。

台風や大雨災害が甚大化することを現実的に捉え

BCPでの非常用発電機導入は国も補助金を出してバックアップをしています。

 

ここで話を戻します。

蓄電池(バッテリー)が上がってしまってからの対応になりますと

1.5~3か月の間、万が一停電が起きた場合の資産保全が担保できない期間が生じてしまいます。

蓄電池は決して安いものではありませんが、設置している本来の目的から考えると

適正期間で交換をしないことによるエンジン始動不能状態の発生リスクの方が大きくなります。

 

蓄電池を使用期間を超過して未交換の場合に起こる周辺部品への影響

 

非常用発電機の蓄電池(バッテリー)交換時期を大幅に超過したままの完全放電状態や蓄電機能が落ちた蓄電池をそのままにしておくと

充電器(蓄電池に電気を送る電装部品)が過流電を起し故障する場合があります。

ロジエイティブの蓄電池(バッテリー)交換は充電器の電圧調整も交換作業と同時に行います。

蓄電池の寿命を延ばすため充電圧を調整しています。

 

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電圧測定

 

 

 

 

 

 

充電器の役割は、その名前の通り、蓄電池(バッテリー)が上がらないように商用電源から蓄電池に充電をしています。

劣化した蓄電池に充電を送るため、過流電を続けている状態は更に制御基板(メイン基板)と呼ばれる重要機器にも悪影響を与えます。

非常用発電機の充電器とは、制御基板と近い場所に位置し繋がっています。

 

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制御パネル内部

 

 

 

 

 

 

制御基板は、停電感知による自動起動~復電後の自動停止をはじめ人間の体に例えると頭脳の役割を担っています。

しかし、この部品は非常用発電機のために作られています。

エンジンのように他の産業にも流用しているエンジン部品とはことなり、非常用発電機の現行シリーズ(型式)が次期モデルへと移行をすると数年後あたりで生産が終了を迎えます。

充電器も同様です。

まだ高額でも部品代で終えられれば交換で済みますが

生産終了になると、修復できないか、基板修理により多くの時間と費用を要する形となってしまいます。

そのため、消耗部品の劣化は放置をせず、部品の期待寿命を超えない形での

予防保全整備をお勧めします。

 

余談ですが

制御基板の修理もロジエイティブでは行っています。

 

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制御基板の修理

 

 

 

 

 

 

 

発電機お役立ち情報の一覧

蓄電池(バッテリー交換)のお見積りは

電話 0572-74-3389 平日9:00~18:00

メール info@logiative.com または logiative@gmail.com

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