非常用発電機を更新(入れ替え)する場合の設置場所の注意点

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非常用発電機の設置当時から20年の間に変化している

 

ホテルやビル、スーパーなど、不特定多数の人が出入りする場所には、防災設備と共に災害時の停電環境でも防災設備へ電源供給をする非常用発電機の設置が消防法で定められています。

非常用発電機、非常用発電設備は、入れ替え(更新)期間が非常に長いのが特徴です。

設置当時から20年以上を経過していますと設置場所周辺の環境が変化している場合もあります。

非常用発電機を更新(入れ替え)される際に、見積もり価格に影響を与えるもの、費用を安価に抑える対策を事例ごとにご案内します。

 

設置場所の周辺に建物・電柱などの障害物

 

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クレーン設置が出来ない環境

 

設置当時にはなかった建物や電柱などが更新工事を行う際の障害物になる場合があります。

クレーンが設置できないような環境になっている場合には

既設の発電機を分解して搬出し、新品発電機は分解した状態から搬入し組立をします。

 

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非常用発電機の分解搬入

 

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非常用発電機の組立

 

分解搬入出と現場での発電機組立は高い技術を要します。

そのため現場での発電機組立が出来ない取引先の場合、更新が出来ないと断られる場面が出てきます。

既設の非常用発電機を延命措置で費用対効果の悪い整備・修理を提案される事もあります。

まずは諦めずに他にも相談の間口を広げることをお勧めします。

 

消防法の改正による非常用発電機の容量選定

 

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防災設備

 

20年以上前に設置された非常用発電機は、同じ出力容量を更新する非常用発電機にそのまま当てはめることは出来ません。

理由は、非常用発電機の必要容量を計算する計算式が消防法の改正に伴い変更されているためです。

消防法に基づく出力容量計算とは

防災負荷(消火栓ポンプやスプリンクラーなど)を起動させるために、必要となる容量を求める根拠となる計算式です。

消火栓ポンプが紐づいている非常用発電機は、防災設備の内容に変更が無ければ容量が大きくなることが大半です。

非常用発電機の容量が大きくなることに伴う、留意事項が出てきます。

 

非常用発電機の基礎(土台)寸法

 

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非常用発電機の基礎

 

施設増床や設備を増やすに伴い、非常用発電機の容量もUPします。
それに比例して、据え付ける発電機本体のサイズも大きくなります。

概算見積もりの段階で図面上や現地調査をせずに相見積もりをしている場合には注意が必要となるポイントです。

現在、非常用発電機が設置されている基礎は、既設の非常用発電機に合わせて作られています。

基礎を増し打ちやH鋼など寸法が足りない場合に行う工事は、発電機の搬入出工事とは別日で行うため、見積もり価格に大きな影響を与えます。

屋上の場合には、防水工事を再度行う必要が生じます。

 

非常用発電機から壁までの距離

 

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非常用発電機設置の保有距離

 

建物が増築されていたりすると、非常用発電機を設置する予定場所に

消防法で定められている必要距離を取れない場合も出てきます。

非常用発電機の容量が大きくなったり、騒音対策で低騒音仕様などにしますと

非常用発電機のパッケージ(外箱)が数十センチ単位で大きくなります。

 

非常用発電機の排風口の向き

 

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非常用発電機の煙道向き

 

増床などで非常用発電機の周りに遮蔽物がある場合、排風口の向きをあらかじめ指定されることをお勧めします。

発注段階では設計変更は無料で出来ます。

どの向きに合わせても排風が気になる場合には、別途ダクト工事を行います。

 

既設ケーブルの長さ

 

老朽化した発電機を新しくリニューアルする場合、商用ケーブルはそのまま使うことが主流です。

このケーブルが出てる位置と新しい発電機は繋ぎこみ部分に寸法があうか(ケーブルが届くか)確認が必要です。

建物の増床などで非常用発電機の設置位置を動かしたい場合には

非常用発電機の本体価格と搬入出工事の他に、商用ケーブルの改修工事と基礎工事が別途必要となります。

 

湿気など錆への対策

 

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非常用発電機の錆

 

現在使われている非常用発電機の錆がひどいようでしたら、新しく入れ替える非常用発電機には、重耐塩塗装のオプションを加えることをお勧めします。

錆は潮風などの塩害だけではなく、寒暖差の大きい場所での結露や、日当たりが悪く湿気が取りにくい場所に設置している場合にも錆の腐食は進みます。

重耐塩オプションは生産工場ラインでのみ発注できるオプションです。

パッケージの錆は穴から雨水などで発電機を壊してしまうリスクがあります。

長い目で見ましたら必ず元が取れるオプションです。

 

非常用発電機の納入後も安心してお使い頂くためのメンテナンス

 

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非常用発電機のメンテナンス

 

非常用発電機は納入したらそれっきりのものではありません。

ご使用頻度に関わらず、メンテナンスをしなければ、せっかく高額の費用を投資して設置をされた非常用発電機も劣化が早く進みます。

非常用発電機は法令点検のみではなく、予防保全整備をして初めて良好な機器状態を長く保ちます。

納入後もご安心して長くお使い頂くためのサポートをご用意しています。

 
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