発電機・非常用発電機の選定と価格

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常用型発電機と非常用発電機

発電機・非常用発電機はその用途と仕様により本体価格は多種多様に分かれます。

常用型発電機の用途

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常用型発電機

電力を多く消費する時期や、動力を賄うための用途で用いる

自家発電設備と言われる発電機です。

基本電気料金を抑えるためピークカット目的で設置されます。

非常用発電機の用途

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非常用発電機

火災時の人命保護や消火活動のために防災負荷をバックアップします。

この他には、長時間や長期間の停電に対応するための電源供給として

BCP目的に設置する場合も昨今の災害甚大化により需要が急増しています。

常用型発電機と非常用発電機の価格

同じ出力で比較した場合の、常用発電機と非常用発電機の本体価格では

常用型発電機>非常用発電機

常用型発電機の方が本体価格は高くなります。

価格差は2倍~3倍になります。

常用型は燃費を高めたり、排気色をクリーンにするため

発電機の調速機(ガバナ)をはじめエンジン回転数の制御は複数のセンサーで管理された電子制御で行われます。

非常用発電機の調速機(ガバナ)は機械式です。

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非常用発電機の調速機(ガバナ)

常用型発電機のばい煙規制

常用と非常用では設置規制が異なるため、それに即した仕様が求められます。

常用発電機は1時間あたり50ℓ以上の燃料消費をする容量の場合

NOXなどのばい煙規制をクリアしたもののみ設置が認められます。

NOXの基準値は各自治体、市町村レベルで基準値が異なります。

非常用発電機も1時間あたり50ℓ以上の燃料消費をする容量の発電機は

ばい煙申請を行いますが、非常時のみの使用を想定しているため

常用型発電機のように基準内でなければ

設置が認められない性質とは異なります。

非常用発電機の価格

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非常用発電機の設置工事

設置型の非常用発電機は

本体価格の他に、設置工事費、電気工事などの付帯工事費と届け出申請の費用が加わります。

BCP用途など新しく非常用発電機を設置する場合には

燃料タンクや発電機を据え付けるための基礎を作る工事

受電キュービクルから発電機までケーブルを引き込む電気工事

シチュエーションに合わせて電力供給をコントロールする自立盤制作

以上の費用が加わります。

非常用発電機の本体価格

非常用発電機は設置する目的や用途、ロケーションにより施設に合わせた設計と選定を行います。

非常用発電機で価格に影響を与える構成要素は

屋外形or屋内形の非常用発電機

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整備しやすいオープン型発電機

発電機専用の建屋内に収めるのか、屋外に設置するのか

発電機専用の建屋内に納入する場合には、外箱のないオープン型が主に採用されます。

オープン型発電機のメリットは外箱が無い分、メンテナンスをしやすい形状になります。

オープン型発電機のデメリットは、外箱で吸収する騒音がダイレクトに伝わるため、消音器や発電機建屋の防音など、付帯工事に費用が掛かります。

長時間形か普通形の非常用発電機

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別置き燃料タンク

非常用発電機が稼働する時間は定格1時間以内か1時間以上かです。

BCP目的で設置される非常用発電機は、48~72時間の長時間停電を想定しています。

標準装備されている燃料タンクではそれまでの長時間は燃料が持たないため

燃料タンク別置き型を採用されます。

ディーゼル発電機はエンジン稼働中にオイルも消費します。

長時間をご希望されるユーザー様の中には、オイルパン増量と運転中も補充ができる仕様を求められるケースもあります。

騒音値(105dB~75dB)3種類ある非常用発電機

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低騒音仕様の防音材

周囲に騒音が気になる場合には標準型(105dB)から低騒音(85dB)超低騒音(75dB)より選択します。

騒音値を低くするために防音材や消音パネルを使うので、重量は増していき、価格も高くなります。

重耐塩塗装が必要となる場合の非常用発電機

標準の塗装は雨風に耐えますが、潮風や湿気の多い環境は錆の進行が早いため錆腐食につよい特殊塗装を施します。

工場の生産ラインにて、パネルごと重耐塩塗装が入った容器にどぶ漬けをしますので、後から塗装をするより塗り漏れやムラのない

腐食に強い塗装に仕上がります。

周囲が海あるいは潮風が届くような場所では重耐塩塗装を選択することをお勧めします。

水はけの悪い場所、日当たりの悪い場所、寒暖差などで結露が付きやすい場所などにも腐食に強い重耐塩塗装をお勧めします。

非常用発電機に搭載されるエンジン

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非常用発電機に搭載されるエンジン

非常用発電機のパッケージメーカーにより、搭載されるエンジンメーカーも異なります。

最近では海外メーカーのエンジンを搭載している非常用発電機も多く見られます。

海外メーカーエンジンの発電機は、本体価格が国産エンジンより若干安価でも

整備に掛かる部品価格が高い傾向にあるため、長期間のランニングコストで見ると割高になる場合もあります。

設置場所により異なる冷却方式

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放水冷却式発電機が設置された発電機室内部

冷却水のいらない空冷なのか

冷却水が必要の場合でも水源から直接水を引き込む放流式

冷却水をクーリングタワーで貯蔵・保冷をするクーリングタワー方式

冷却水を水槽で貯蔵・保冷をする水槽式

ファンの付いた冷却装置(ラジエーター)で保冷をするラジエーター方式

大半のディーゼルエンジンを搭載した非常用発電機は、ラジエーター方式です。

ラジエーター冷却のメリットは、冷却機関が本体に搭載されているため、据付工事は他の水冷方式に比べて安価になります。

ラジエーター冷却を採用できないケースは

狭い地下室などに設置されている場合には、スペースの都合上、吸排気の必要量を満たすことが出来ない場合などがあります。

非常用発電機の入れ替え工事はトータルで考える

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発電機室を改良

非常用発電機の買い替えタームは長期間に渡るため、当初に設置をした20~30年前と現在とでは優先順位が異なる場合もあります。

都市部では立地スペースの関係から、テナントビルでは地下室に置かれていた非常用発電機が更新を機に、屋上へ移設する場合もあります。

昨今のゲリラ豪雨や台風の大型化により

道路の排水能力を超えて下水道がパンクすると、地下室に水が流入してしまう地形もあるためです。

この他には、放水冷却方式の非常用発電機をそのまま入れ替える方が安価か

設置されている発電機室を改造しラジエーター冷却の発電機を入れる方がよいか

イニシャルとランニングも合わせたコストメリットも総合的に考えて

お客様にご納得頂くことも非常用発電機の入れ替え工事には重要とするポイントです。

上の写真は放水冷却式の非常用発電機を更新する本体価格より

発電機室を改良しラジエーター方式にすることで価格を抑えられた事例です。

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