目的により異なる発電機の種類と違い

発電機お役立ち情報の一覧

発電機は用途別に大きく分けて3つのタイプがあります。

 

 

 

 

 

常用発電機

まだ原油の国際相場が安価であり、工場向けの電気料金が高かった時代に自家発電が大きな工場では盛んに行われていました。

自社で重油を調達し、発電機の保守整備にコストを掛けても電気料金よりコスト削減になるため利用メリットがありました。

近年は原油価格も高止まりをしており、1980年代のような価格には戻る事は考えにくく、電力の自由化に伴い電力価格も下がってきましたので

自家発電をコストカットに行うメリットは薄れてきました。

 

ただ、夏場だけ動かす機械や、生産の繁忙期がある一定時期になるような場合には

大きな動力を動かす際のピークカット目的として工場などに採用されています。

ピークカットとは

電気の基本料金を抑える取り組みです。

例えば、年間を通し1~10月は500kw/月を使うとして、11月と12月は生産の繁忙期のため1000kw/月になるとします。

1000kw/月を使うためには、当然1000kw/月を使える容量の契約をするため

月額の基本料金が高くなってしまい、500kw/月しか使わない10か月分がもったいない状態になります。

そこで

500kw/月の基本料金で年間契約をし、1000kw/月必要になる2か月のみを500kw分、自家発電することで

トータルコストを下げる目的で行います。

ピークカットでは大型の可搬型発電機や簡易型常用発電機が用いられることが多くあります。

常用発電機は

連続長時間運転を想定して作られていますので、耐久性に優れ整備も行いやすい設計になっています。

近年はバイオディーゼルやバイオガスなど、使用燃料を変更し

再生可能エネルギーの売電目的にて導入されるケースも増えてきました。

有名メーカー

三菱重工、ヤンマー、明電舎、カミンズ、新潟原動機、ダイハツディーゼルなど

 

 

 

 

 

非常用発電機・防災用発電機

地震や火災、停電などの災害時に起動させるための発電機です。

停電になりますと、停電信号を感知し10秒ほどで自動始動及び発電に切り替わります。

電気が復旧しますと自動的に停止をし電気の切替を行います。

病院やビル、大規模マンションなどでは火災時に消火活動や避難誘導を行うためのバックアップ電源として

設置が義務付けられています。

有名メーカー

ヤンマー、西日本発電機、三菱電機、東京電機

 

 

 

 

 

 

可搬型発電機

工事現場などで活用される、移動式の発電機です。

7~8時間の連続運転も可能です。

ポータブル性を高めるために設計されているため、パッケージはコンパクトに設計されています。

このため、工事現場や電線のない山間部での作業現場まで運搬が容易であり、風雨にも耐えるように設計されています。

また仮設現場での使用がメインになるため、設置工事も必要とせず使用ができます。

ただし、コンパクトになることへ重点が置かれているので重整備になると作業がしにくい点があります。

有名メーカー

デンヨー、北越工業、やまびこ

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