中古の非常用発電機を使用するリスクとリターン

発電機 見積り

弊社に寄せられるご要望の中で
「中古の非常用発電機を探している」というお声はときどき頂きます。

ここで
中古の非常用発電機を再利用される際のリスクとリターンをまとめてみます。

リターン(メリット)

本体価格の初期投資が安価

経過年数により異なりますが
概ね新品価格の半値から1/3程度でネットでは販売されています。

リスク(デメリット)

状態の良い非常用発電機を探すとなかなか見つからない

中古として出るからには
当然、不要となる理由が存在します。

新しい非常用発電機が出てくる場面は

設備を増やしたために、容量が足りなくなった

急遽ビルの取り壊しが決まった

テナント移転に伴い不要となった

など

反対によくあるパターンは

古くなったために、修繕費用がかさみ更新した方にメリットがある

補修部品が生産終了しており、現状復帰できないため更新

など

発生頻度の割合ではおおよそ、1(新しい):9(古い)となります。

単線結線図や出力計算書など消防申請に必要となる書類が出ない

メーカーから購入する際に出てくる書類ですが
中古売買のため、当然メーカーが用意はしません。

防災負荷(消火栓ポンプやスプリンクラー)の用途で中古利用と考えている場合
この書類が出ないリスクを予め頭に入れておかないと大変です。

まとめ

中古利用の際は
いつまで使うかの出口を主軸に検討される方が
全体利益に適うものと思います。

例えば
ビルの建て替えを3年以内に予定されており
それまでのつなぎとしてであれば、ある程度の整備費用を掛けても
初期投資の安い中古でもよいかと思います。

注 消防申請の書類が揃う事は別として

一方
ただ安価である事を念頭に、長く使いたい場合は
その後の整備費用(ランニングコスト)と補修部品の生産終了時期がいつ来るかの
根本的リスクを想定しておきませんと、のちのち高くつくことになりかねません。

日本であまり中古の非常用発電機が流通しないのは

本体(初期投資)が安くても
整備・据付・接続工事・運搬費用など、実際に使用できるまでの

付帯費用は中古でも新品でも変わらないため
全体的にみるとそこまで価格差が出ないためと思います。


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