燃料も定期的に交換しないと発電機本体への故障原因になります

燃料(軽油)も定期的に交換しないと故障の原因になります

オイル交換、冷却水交換、蓄電池交換など
非常用発電機は、普段動かしていなくとも、自動車と同じように
消耗部品は定期的に交換が必須です。

適正なタイミングで消耗部品を交換しないと
非常時に動かないのはもとより、劣化した部品は周辺機器の摩耗を早め
かえってメンテナンス費用が高くつくことになります。

車と同じイメージですと、オイルや冷却水の交換が想像しますが

 

非常用発電機の場合、燃料が空になるまで動かすことは普段の点検では出てこないため

そのままにしてしまい、気にされなくなってしまうのが燃料(軽油)の交換です。

実は、燃料(軽油)も定期的に交換しないと品質は劣化します。

そのまま放置しますと劣化した燃料を
エンジンに循環させることになります。

燃料(軽油)も時間とともに品質低下します。

そこで弊社では6年に1回の交換を推奨しています。

上が本来の軽油の色

こちらが
10年以上交換していない燃料(軽油)を取り出した時の写真です。

酸化が進み
燃料タンクに錆が付いてしまっているため変色しています。

この燃料でエンジンを動かすのは
ドロドロの血液を心臓に送るようなもので

エンジンにも目詰まりや点火不良などトラブル要因を作るもとになります。

 

 

実際に非常用発電機とともに燃料小出し槽を長年使い続けている施設からの相談では

ときどき、始動させたエンジンが1分くらいで止まる症状が現れるとのことで

現地調査に伺いましたが、制御関係には異常が見当たらず、フィルター類も交換したばかりなので

機関側にも異常を招く要因が見当たらず、結論として発電機本体側には問題がありません。

 

怪しい箇所として、燃料小出し槽の中を確認すると、内部に錆が見られ中にある軽油も酸化しています。

軽油も少なくなったら継ぎ足ししているとのことですが、全て使い切ったことはなく、内部清掃もしたことがないため

この箇所が不具合要因として可能性が最も高いと考えられます。

燃料小出し槽の内部洗浄、燃料配管の洗浄、燃料入れ替えを実施したところ不具合症状は改善されました。

 

 

車や普段動かす発電機と異なり、非常用発電機は燃料を消費しつくす事があまりないため

燃料の交換という存在自体、忘れがちになりますが

酸化した燃料を入れないようにエンジンを保護する目的から

弊社では6年毎(D点検)時の燃料交換をお勧めしています。

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